【面接官の心得】面接官の心得

今日はちょっと番外編的な内容。


昔、採用担当をやっていたことがある、という話をすると、

「ねー、面接ってさー、何聞いたらいいのー?」とか
「今度さー、派遣さんの面接あるんだけど、どうしたらいいー?」とか

聞かれることがたまにある。


面接官の心得というわけです。

うーん、これがなかなか難しい。

面接で聞いてはいけないこと、ならいくつかある。

選考に全く関係ないことや(ご両親のお仕事は?)、
性差別では、と思われることや(へー、まだ結婚してないんですか)、
ようするに応募者がいやがる可能性のあることは聞いてはいけない。


ただ、心得、と一言でいうと結構難しい。


まあ、ひとつだけあげるなら、私はこれだと思う。

面接官は、応募者に面接されていると思え。


採用する側とされる側、とだけ考えると、面接官のほうが立場が上だが、

採用できないと会社が困る、と考えると、お互いの立場はドッコイドッコイだ。
むしろ、その応募者が引く手あまたな人であれば、面接官は「うちに来てくれー」とお願いする立場だ。


だから、本当に素敵な面接官というのは、相手を面接しつつも、かつコレだ、と思ったときに確実に相手を魅了することのできる人だ。


まあ、狙ったポイントでフェロモンを自由自在に出せるドンファンのようなものでしょうか。


だから、もし就職・転職活動中にイヤな感じの面接官に出会ったら、
「こいつ、不採用」
と心の中でそっと判定してあげてください。


コメント

このブログの人気の投稿

【心の問題】うつ病って「治る」んですか

おすすめ記事

【新卒・キャリア】「抽象化して語る」ことと、「抽象的なことしか言えない」のはものすごく違うこと