【面接官の心得】マスクしないと出歩けない



豚インフルエンザ、恐ろしいですね。
ただのインフルエンザだろ、と思っていたら、こんなブログ読んだもので、なんか怖くなってきました。

↓↓
豚インフルエンザについて BBC News の投書欄が怖すぎる件について


ニュースでマスクの人々があふれているのを見て、ふと思い出した話。

採用担当をやっていた頃、最盛期は平日は3?4人、土曜日に7?8人、というペースで面接をしていました。1ヶ月に、100人弱くらいの応募者の方に会うペースでしょうか。


100人面接して、採用数は1桁台です。

採用者 <<<<<< 不採用  です。


ある日、休日に出かけていると、電車の中でふと視線を感じました。じっとこちらを見る男。

オイオイ、なんだよ・・なんなんだよ・・見てんじゃねーよ、と思っていましたが、どこかで見た顔だな、とふと気になりました。知り合いか?いやいや、会社関係のような気がするな・・と。

電車を降りるときに、その人のスーツ姿を見てから気がつきました。



うっ、あれ面接した人だ・・・!
しかも、不採用にしたと思われる。



それで合点がいきました。
そりゃー、自分を不採用にした面接官が休日にのんきに電車乗ってたら、ジットリした視線送るよな。しかも、休日の昼間にスーツ姿で移動ってことは、たぶんまだ仕事決まってないな。


たしかに、1ヶ月に100人ペースで面接してたら、街中でばったり会っても不思議ではありません。

その応募者のジットリした目を思い出すと、どうもジットリした気分になるので、それからしばらくは、休日に出かけるときはマスクをするようになりました。

確か冬の出来事でしたが、春先まではマスク癖がそのままでした。風邪ひき→花粉症で、マスク人口が高いので、比較的目立たない時期です。

そろそろ、外出するときにマスクが目立つようになって来た頃、ふと思いました。


そうか、不採用にしても恨まれないような感じで面接すればいいんか。


それ以来、にこやかに、かつ丁寧に、でも途中で「あ、不採用」と思ったら、あんまり期待させないように配慮するという、ジェントルな面接官になるべく努力することにしました。

そうして、ようやくマスクをはずせた、ある春の出来事でした。


まとめると、面接で応募者にひどい対応をしていると、いつか後ろから刺されるかもしれないから気をつけろ、という話。



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