【面接官の心得】選考スピードが遅いと応募者に逃げられる
このブログは、「面接官の心得」と検索してたどり着く方が多いようで、意外と面接官の立場の人にもチョイチョイ読んで頂いているようです。 そんな方々のために、 応募者が何を一番気にしているのか 、ということをお知らせしておきたいと思います。 それは、 選考結果連絡が来るまでのスピード です。 「面接 結果 遅い」なんていう検索ワードでこのブログにたどり着く方が、毎日結構いらっしゃいます。 あー、こないだ面接受けたアソコの会社、OKなのかどうなのか、早く連絡して来てくれよ、とモヤモヤされている方々です。 その一方で、面接官側というのは、すぐに連絡しなくちゃ、と焦ることはほとんどなく、面接の中で何を聞くのか、どう聞くのか、ということに意識が集中しているわけです。 このあたりの意識のギャップは、自分も採用担当者をやっていた頃にホトホト身にしみてわかっています。 面接官側、とくに人事担当者ではなくて、部署の代表として面接をする立場の人なんかは、 「この応募者はウチの会社に入りたがっている」 という認識がとても強くあるのです。 つまり、面接官側が強者で、応募者は弱者なわけです。 もちろん、応募者もその会社に入りたいから面接受けに来ているわけなのですが、あんまり待たされると、気持ちが萎えて行くんですよねえ。これがまた。 そして、10日以上も待たせた後に、「あ、こないだの人、採用にする。」と言っても、その応募者の気持ちがすっかり離れている場合なんかがあるんですよね。 だから、そのタイミングになって、採用担当者から「ぜひ当社にお越し頂きたいと・・」と連絡をしても、「もう他の会社に決めました。」なんて言われる場合があります。 直接的に、「御社は連絡がなかなか来ないので、もう諦めて他社に入社すると連絡してしまいました。」なんて言う方もいます。 そうすると、部署代表面接官の方は、相当ガックリ来ます。そして、なんなら採用担当者に怒りをぶつけます。 いや、だからさ、言ったじゃん。何度も。 早く連絡しないと逃げられるんだって。 どうするのか早く決めろって言ったじゃん。 それを無視して、「いや、次に会う人がいい人かもしれないから。」 とか言って、のばしのばしにするからこうなるんじゃん。 決められないなら、 もう一回次回面接設定する