【新卒】長所と短所をあわせもつ特徴(計画性がある)
【新卒】内定が取れている人とそうでない人の違い からの続き。
アピールの仕方を考える、ということで、ここはベタに、長所と短所の説明の仕方を具体的に紹介していきたいと思います。
長所と短所に関する話題は、以前も書いたことがありますが、(コチラ)
「自分の最大の特徴を踏まえて、それがプラスに働く側面とマイナスに働く側面を理解していることが重要です。」という、ざっくりした内容にとどまっていたので、今回は具体的な特徴をあげて、それについて解説していきたいと思います。
今日は、「計画性がある」という特徴について。
面接で結構よく聞く話です。派生系としては、コツコツ努力するタイプです、とか地道に頑張るのが好きです、とかですかね。
計画的に行動する、ということはすごくいいことです。何をするにしても、計画を立てられるということは、全体の概要を理解しているということであり、ゴール達成のために必要なステップを確実に踏んでいけるということです。サラリーマンとしては、超重要なポイントです。こういう人は、仕事においても業務遂行能力が高いことが多いです。
旅行に行くということが決まると、日程スケジュールをささっと作ったりしてしまうタイプの人ですね。
ただ、計画的な性質が強すぎると、不測の事態に対応することが苦手であったり、計画的に行かないとイライラしてしまったり、という側面もあります。
下手をすると、生真面目で融通がきかない人、と捉えられてしまいがちです。
こんな感じでアピールするといいと思うんです。
=== ココから面接問答 ===
「あなたの長所と短所を教えて頂けますか?」
「はい、私の長所は、計画性があるところです。何をやるにも、基本的に何をどういう順番で、いつまでにやるのか、ということを考えます。
大学のサークルで、旅行に行ったりする機会が多かったのですが、そうすると自然と私が全体のスケジュールや、宿や車の手配をやる係になることが多かったです。
事前に色々と調べて、どこに行くべきか、どこで何をするべきか、を決めておいて、それでみんなが喜んでくれたりすると、すごく嬉しかったです。
短所はというと・・、長所の面と似ているのですが、何でも事前に準備をしていたいので、アクシデントが起こったりすると、ちょっと弱いですね・・。予約していたはずの宿が、一部屋足りなかったりとか。自分の確認が足りてなかったんじゃないか、と思って落ち込んじゃうんです。
友人に、そういう時の対応がすごく上手な子がいて、トラブルとか突発的なことが起こったときでも機転がきいて、どうすればいいのか、すぐに代わりの案が出せるんですよね。
自分だけだと、自分が計画を立てているばっかりに、それに固執してしまいそうになるんですけど、その友人の柔軟で機転がきくところは、見習いたいなあ、といつも思います。結局、旅行が楽しければいいわけですからね。」
=== ココまで面接問答 ===
こういう話を面接でしてくれると、この人が組織の中でどういう役割を果たしてくれそうなのかが、おぼろげながらもイメージできます。リーダーというよりも、サブリーダー的なポジションなわけね、とか。しっかりものなのね、とか。そんでもって、自分が計画的なばっかりに持っている弱さ、という面もきちんと自覚していると。
企業の中では、「こういうことやりたいよねー。」と言っているだけでは物事が何も進まないので、こういう風に計画的に実行に移せる能力を持っている人は、しつこいようですが非常に大事です。
別に、学生のときにそんなに持っていない能力だとしても、 後から身につけていくことは十分にできますが、とは言え、新卒面接でこのことをアピールできれば、結構なポイントになるはずです。
【続き】
【新卒】「リーダーシップ」はアピールの仕方が難しい
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