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【新卒・キャリア】履歴書のハンコが斜めだとやる気がないか

履歴書系の話題は、定期的にどこかで取り上げられているような気がします。 「印鑑を斜めに押したり写真をまっすぐ切れてない履歴書の人は、本当に採用して欲しいのだろうか」…某企業社長のtwitterが話題に そんなのどうでもいいだろアホか、という意見と、まあ最低限だろ、という意見と、色々ですねー。 まあ個人的には、「履歴書は手書きではなくてPC」推奨派なので、そもそも履歴書に印鑑を押さなくてはいけない理由がいまいちよくわからないのですが、まあ写真の切り方があまりに斜めだと、ちょっと気になりますね。 超神経質にミリ単位で正確にカットせよ、それくらいの緊張感を持つべきだ、なんてことは全く思いませんが、相手が見たときに「なにこれ気持ち悪い」と思わない程度には、整ってる必要はあるよなあ、と思います。 別に、そんなことで「応募者の人間性を疑う」ってほどではありませんが、相手がその書類を見たときにどう感じるか、という想像力はそれなりに必要なわけで、まあ写真の切り方が思いっきり斜めになっている人は、書類仕事の仕上げが雑であろうことは、おそらく間違いないだろうと思われます。 バリバリ営業だから、別に書類仕事がきっちりできなくてもいいもんね、ということもあるだろうと思いますし、実際に社会で働いている人の中にも、こういう雑さを持った人はゴマンといますが、まあやっぱり多少「丁寧に仕上げよう」という気持ちは欲しいところであります。 おそらく、ここですごく話題にあがったこの社長さんも、そんなに大きな反響があるとは思ってなかっただろうと思いますけどね。 でも、言い方の問題だと思うんですよね。 「…履歴書を作る人たちは本当に採用して欲しいと思っているんだろうか?」 言い方が逆説的だから、読んでる人は、カチンときちゃうんですよね。 「え、なにそれ、そんなことがそんなに大事なの?」となるわけです。 本当に採用して欲しい、と思っているけれども、単純に、そういうところをきっちりしなくてはいけない、という感覚がないだけなんだと思うんですよね。まあ、私も散らかし屋で、基本、雑な人間なんで、よくわかります。 逆説的な物の言い方するときは、気をつけないといけないなあ、とちょっと反省したわけでした。 【関連記事】 【新卒・キャリア】履

【新卒】今までで一番つらかった経験を教えてください

「今まで、一番頑張った事はなんですか?」 「今まで、一番苦労したことはなんですか?」 といった質問は、新卒面接で聞く事のなかでは常套句です。 そのシリーズ質問ですね。 「今までで一番つらかった経験を教えてください。」 この質問は、何を目的にしているかというと、 その人がその経験をどうやって乗り越えたのか が知りたいわけなのです。 まあ、新社会人として働きだすと、誰しも多かれ少なかれ挫折を経験します。 「自分はもっとできるはずだったのに。」「なんで自分は、同期のあの人みたいにうまくやれないんだろう。」「向いていないんじゃないだろうか、この仕事。」という状況に陥るわけです。 そうなったときに、どうやってその窮地をのりきるか、ということを、その人の過去の経験から読み解こうとしているわけです。 本当に困ったときに、 ・友人に助けを求めるのか ・自分で努力して乗り越えるのか ・そもそも乗り越えずに、迂回していくのか ・はたまた、逃げるのか このあたりの行動パターンを知ろう、というわけです。 ですから、当然、乗り越えてない経験の話はしないほうがいいです。乗り越えられていない経験は、それは面接で話すような内容ではありません。そっと自分の胸の中にしまっておけばいいと思います。 ですが、まあこの質問は、面接でするべきものではないよなあ、とも思います。 せめて質問するなら、「今までの経験の中で、つらかったけど乗り越えた、という経験があれば教えてください。」とか、そういう風に聞かないとダメだよな、と思います。 でないと、どんな話が出てくるかわかりませんからね。新卒さんなんて特に、自分のプライベートについてどこまで明かすべきなのか、線引きもできないと思いますから。 「つらかった経験を教えてください」なんて聞いちゃって、「私は幼い頃に両親を亡くしました。事故でした。それ以来、親戚の家で育てられてきましたが、幸せとは言えなかったかもしれません。」なんていう答えが返って来てしまったら、どうするんだ、と思うのです。そんなことまで聞いちゃって、でも、何にもできねーだろ、と思うのです。 面接官は、ある程度相手のことを知らなければならないのは確かですが、それは、相手の心に土足で踏み込んでもいいってことではない

【新卒・キャリア】「やりたくないこと」でしか自分を語れない

○○って、どう思う?と質問した時に、「ああ、オレ、それ嫌いなんだよねー。」という回答をしがちな人というのは、学生さん社会人問わず、結構いるなと常日頃思うわけです。 いわゆる音楽通なんかにも結構そういう人たちがいまして、「○○好きなんだよ。」という話をすると、「ああ、オレはそれあんまり好きじゃないんだよね。」と返してくるわけで、どのへんが好きじゃないか聞いてみると、たいして聞いたことなかったりしてね。 年とってくると、「それ、あんまり知らないんだよ。」と言いにくくなってくる気持ちは、まあなんとなくわかります。 仕事も少し似た部分がありまして、 「どういう仕事をしたくないか」については、延々と話す事ができるけれども、「どういう仕事をしたいか」については、あんまり話せない  という人は結構います。 まあ、かくいう私も、学生時代は、「どんな仕事をしたい?」と聞かれても、「営業はいやだ」としか答えられなかったですけどね。 でも、「やりたくない仕事」でしか自分を語れないっていうのは、なかなか寂しい気がするんですよねえ。 働いた経験のない人ならまだしも、社会人経験5年以上の人が、そういう状態になっていると、余計にそう感じます。 例えば、今の仕事が「やりたくない仕事」なのだとすると、なぜそれを「やりたくない」のか、突き詰めてみるといいと思うんですよね。 その仕事にまつわる特定の状況がイヤなのか、その仕事に関連する周囲の人たちがイヤなのか、その仕事を続けた結果に見えている自分像がイヤなのか、それによってかなり違うと思う訳です。 あ、でも「イヤだ」と思っている気持ちがあるということは、少なくとも仕事に対して無関心ではないということなので、ゼロではない、と考えていいと思います。気持ちの絶対値的には。 なので、今やっている仕事が嫌で仕方ない人とか、面接を受けても受けても、やりたくない仕事にしか受からない、という人は、その仕事の何がどうイヤなのか、それがどうなったらイヤではなくなって、むしろそれをやりたいと思うのか、自分で自問自答してみるのもいいかもしれない、と思います。 突き詰めて考えてみると、こだわらなくてはいけないことは、そんなに多くはないと思えるかもしれません。 【関連記事】 【新卒・キャリ