【新卒】就職が決まると学生時代の友人との間に徐々に溝ができたりする話
学生時代の友情は他では得難いものなので大事にしなさい、と言われます。 まったくその通りです。 生まれや育ちや趣味志向や仕事の内容や社会的地位を超えて友人同士になれるのは、学生時代だけの特権です。 社会人になったら、全く手放しの状態で友人ができる機会はものすごく少なくなります。特に後半の「仕事の内容や社会的地位を超えて」の部分。 大事なことなので、もう一度太字で書いておきます。 社会人になったら友達はできなくなります。 この先、失う一方です。 早々に内定を取った友人と、そうでない自分。 なかなか内定の取れない友人と、希望の会社から内定がもらえた自分。 そんなことから徐々に距離が離れ始め、実際に働き始めるとお互いの環境の違いや仕事に対する姿勢の違いでさらにその距離は遠のいて行きます。自分は学生でいた頃と変わらぬ付き合いをしていたつもりなのに周囲の嫉妬や反感を買う事もあるでしょう。 まあしかし、そんなこんなも30歳を過ぎる頃には忘れてまた親密な関係に戻ったりすることもあります。なんかちょっとやりづらいな、と思う事があっても、縁は切らずに適度な距離感を保っておくのがよろしでしょう。仕事の内容や社会的地位を超えて仲良くできる相手がいるというのはいいもんです。 そんなわけで、出会いと別れの季節ですが、就職戦線真っ只中の皆さんは周囲がどうかということは気にせずに自分のことに邁進してください。 ま、元々友人の少ない私には縁のなかった話なんですが。 【関連記事】 【新卒】集団の中で浮いてしまう人 【新卒】内定者同士の「仲良くしなきゃプレッシャー」について思う事